わぐらぶソロイベ2017イベントレポート(よっぴー)




3/18,3/19,Wake Up,Girls!ファンクラブ”わぐらぶ”限定でメンバーのソロイベントが開催された。



1日目は山下七海、奥野香耶、青山吉能、吉岡茉祐が、

2日目は、高木美佑、永野愛理、田中美海がそれぞれの特色を活かしたイベントとなった。


私は初日、青山吉能、吉岡茉祐さんの公演に参加したのだが、

今回は青山吉能さんの公演のレポートとなる。


ソロイベント青山吉能「ただいま、おかえり。」




公演開始直後、暗くなった会場。

突然文字がスクリーンに映し出される。

なんと、青山吉能さんの一人芝居が始まるのだった。

『わたしの樹〜Bloom Of Life〜』

監督 青山吉能

脚本 吉岡茉祐




場面は2016年、熊本地震から始まる。

「地震が発生しました」のナレーションが重なるように流れ、静まり返る会場。

家族に電話をかけ、安否を確認するよっぴー。

電話に出たのはお母さん。無事を確認し、電話を切る。




次の舞台は2015年。

東京に引っ越してきたよっぴー、引っ越しの荷物を整理する。

母から送られてきた荷物の中身は、

地元のめんつゆ、めんつゆ…そして醤油。

そんななか、小学校の卒業アルバムが出て来る。

そこには、小さい頃大好きだったきんちゃんの写真が。




8歳の頃、足が早くてかっこいいきんちゃんが大好きだったよっぴー。

ある時、告白する。「きんちゃん…萌えっ」

当然、ふられる。

ショックだったよっぴーはアニメにハマっていく。

なんということでしょう、ハマったアニメの沼は底なし沼だったのです。

どんどんアニメにはまっていくよっぴー。

そして運命の出会いを果たす。

アニメ、セキレイで早見沙織さんの演技を見て、声優を志す。




小学校で演劇をすることになる。

主役は女子。隣のクラスの佐々木さんも立候補してくるだろうと言われていた。

無理だよねえ、と言いながら内心立候補する気満々のよっぴー。

そして佐々木さんと主役の舞台の座をかけてオーディションを受けることになる。

佐々木さんは声優志望だった。

「プロだから、勝てなくて当然。」

そんな同級生の言葉に、プロになる事を強く決意するのだった。




小学6年の時、ミルキィホームズのオーディションを受ける。

なんと九州ブロックの最終選考の最後の5人になったのだ。

そこで、選考スタッフに声をかけられる。

「その年でその演技は素晴らしい、これからも頑張って欲しい」

プロに、認められた。そのことが自信になった。



それからオーディションを受けたものの、

九州ブロック最終選考が最高記録、その焦りもあった。




高校生になり、WUGオーディション最終選考まで通った。

その事をお母さんには言っていなかった。

なんとか言い聞かせてお母さんと共に最終選考の会場、東京へ向かうのだった。



オーディションの課題曲は「motto☆派手にね! 」

背景にオーディション当時の写真が映り慌てるよっぴーだが、見事に歌いきる。

オーディション途中、母からの電話があり抜け出す。

うまくいかなかった時、母のせいにできるように。




土曜日は東京、平日は学校。

スケジュールはハードで、授業もついていけない。

クラスメイトには嫌味を言われる。

そんな中、電話がかかってくる。

受けたオーディションは通っていた。

でも、未成年だし平日の収録は難しい。

何より、熊本は東京から遠い。

それが理由で、通った役を逃した。

他のメンバーの仕事や活動に、一人だけ参加できないでいた。

毎回空港まで母が迎えに来てくれていた。

その車の中、母に悲しみと共に上京したいと思いをぶつけるよっぴー。

「どうしてこんなところに生まれたの。」

「こんな街、大嫌い。」

各所に頭を下げて、上京して大学に通いながら仕事をすることになった。




場面は、2015年、引っ越し中に戻る。

母から二つ目のダンボールが送られてくる。

中身は、ピザポテト(お母さんはよっぴーがピザポテト好きなのを覚えていたのだ)、ピザポテト、

そして、母からの手紙。

愛情がいっぱいこもった手紙の内容を読み上げるよっぴー。

その手紙は、かつて本当によっぴーにあててお母さんが書いた手紙そのものという逆サプライズだった!

その日ライブ会場に来ていたお母さんへ、思いを伝えるよっぴー。

「私、声優になって夢をかなえることが出来て…お母さんの子供に生まれて、すごく幸せです!」

そしてファンへも、感謝の言葉。

ここで、よっぴーの気持ちがぎゅうぎゅうにつまった新曲「わたしの樹」が歌われるのだった。



メロディに心を載せ歌い上げるその姿に、会場からはファンのすすり泣く声が…。

(PVで公開されていない部分の歌詞が、本当に素敵で、あたたかくて私も泣いてしまった。)



そして一人芝居は終わり、エンドクレジットが流れるが、ここでソロイベントは終わ…らない!




突然、オールナイトニッポン風のラジオ、オールナイト青山が流れ、

ここからはライブ、と予告!

デビュー前、デビュー後の思い出深い7曲を熱唱。

ファンからのたくさんのありがとうの中、イベントは終了した。



一人芝居として20年の人生を振り返り、

お母さんやファンへのありがとうを伝える、温かいステージだった。

青山吉能さんは、4月からはアニメ”恋愛暴君”で主役、グリを演じる。

待望の初主役で、自分のことのようにうれしい。

よっぴーにはここから沢山の夢を叶えていって欲しい。

ファンとして、推しとして、支えていくつもりだ。




セットリスト


「白翼ノ誓約~Pure Engagement~」セキレイより。

「正解はひとつ!じゃない!!」ミルキィホームズより。

「§Rainbow」§Rainbowはi☆Risの芹澤優さんに許可をとる映像が…!

「BLOODRED」英語は会場のみんなで!

「アオ」悠久のユーフォリアより。

「ドレミファロンド」オーディションに応募した曲。ステージを降りてみんなに会いに行くよっぴー



画像はWUG公式Twitterからお借りしました。

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